ここはとにかく痛みを取りたい人の為のホームページです。
侵害受容器(高閾値機械受容器、ポリモーダル受容器)を介して、痛み信号を発する痛み(侵害受容性疼痛)と考えて良いです。
問題は痛みが警告系、防御抑制系であるうちは正常で必要な感覚ですが、警告系、防御抑制系を離れ、神経系や自律神経系が可塑的に変化し、痛みという実体だけを残すようになると、それは 「病としての痛み」 となるのです。
切り傷、打ち身などによる痛み、筋肉繊維の損傷など (外傷性痛み)
切り傷・打ち身、共に外部刺激が、侵害受容器のよって、電気信号に変換されます。
変換された電気信号は末梢神経軸索丘で閾値以上であれば、活動電位を発射(発火)します。そして、脊髄を通り脳に達します。(これが最初の電撃的痛みです。高閾値機械受容器で反応、Aδ有髄神経で伝達)これが一次痛です。
(この時外部刺激はポリモーダル受容器でも受容するのですが、ポリモーダル受容器の場合はC線維神経経由の伝達になりますので、伝達スピードが遅いのです。)
その後 切り傷は、血管を切ってしまうので、切れた血管周辺の細胞に酸素が届かず、また炎症等によって、発痛物質が分泌し、ポリモーダル受容器で反能、痛み神経(C線維無髄神経)より電気信号が伝播し痛みが継続します。これが二次痛です。 この時はもう、高閾値機械受容器は反応しません。高閾値機械受容器は最初の一撃だけに反応するのです。
打ち身の場合、毛細血管が切断され、 酸素欠乏が生じ、発痛物質が分泌し、痛み神経より電気信号が伝播し痛みが継続します。 血管が修復されるまで、痛みが続きます。
まれに難治性のCRPSに発展することがあります。
ポリモーダル受容器は反応し続けるのです。
比較的単純な痛みで、痛みの原因が治癒すれば痛みも解消します。(警告系としての痛みの目的を達成したことになります)
神経損傷の場合はその部分が痛みの源になる場合が有ります。
痛みが警告系、防御抑制系であるうちは正常で必要な感覚ですが、警告系、防御抑制系を離れ、神経系や自律神経系が可塑的に変化し、痛みという実体だけを残すようになると、それは 「病としての痛み」 となるのです。
病としての痛み(慢性痛)は、当院(楽楽痛み研究会)の適応症です。是非お試し下さい。
慢性化した痛みは複雑な形態をとります。 単なる普通の痛みと異なりますので、注意が必要です。
痛みを放置した場合慢性痛へと進化?します。
また慢性痛になれば痛みの発信地がトリガーポイントに変わっています。
それに心理社会的要因が加味し、痛みの悪循環を経て、神経系の可塑的
感作を経て、自律神経まで関与し、痛みそのものが病態となっていま
す。
従来の急性期の治療は役に立ちません。
単なるトリガーポイント治療も効果がいまいちになります。
(トリガーポイント治療に詳しい方はお気づきと思いますが)
治療には心身双方や神経系へのにアプローチが必要になるので
す。
当治療院の ”太長寿トリガーポイント治療” はまさにそのよう
な治療です。
私は治療中患者さんとの会話で、 「保険医療(病院)で治療できる痛みや、緊急で重篤な場合は病院での治療がよいと思います」と言います。 (保険適用で安く治療できる。 また緊急で重篤な時は、まさに現代医療の独断上だからです。)
しかし、それでは満足できない場合や慢性痛など (特に線維筋痛症や手術をしたくない場合) はこの “太長寿トリガーポイント治療” が威力を発揮しますよ」 と話す。
なぜなら慢性痛の場合、心理社会的な要因(痛みの原因が器質的に特定できない)が原因になる場合が多くあります。
レントゲンやMRI(画像診断)検査では診断できないからです。(痛みは画像に映りません)
痛みの大多数は 「筋・筋膜性の疼痛症候群」です。
また仮に画像診断で異常が見かっても、必ずしもその異常が原因でない場合も多くあります。(腰痛などでは85%以上あると言われています。)
例えば椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、変形性の膝関節症などと診断され、手術を勧められたが手術はしたくないと思う場合等がそれに該当します。
これらの診断でも手術なしで保存療法(”太長寿トリガーポイント治療”)で治癒できる場合がかなり多くあります。
手術は最後の手段と考えた方が良いかもしれません。
当院の治療はそのような考えで行っています。
そして、低周波治療器太長寿の効果的使用法を理解いただければ、 自分で自宅で
治療 が簡単に行えます。